水際で生きてる

うつ病と診断されて二年経つとある人物の日記です。

ベッドの中の自由

11月5日 昨晩は吐き気がしてなかなか寝付けなかった。午後からは仕事をする気だったのだが、体がだるくて、一日ベッドで寝ていた。座っていてもふらつくし、ふらついた後は寒気や冷汗、痺れといった感覚に襲われる。

乾燥からか咳もでるので、完全に風邪立直といった症状だ。ただし熱はないので、上がれないのだが。

ベッドで寝ながら仕事ができるのはいい時代だなあと思った。まあ、薄給なんだけど。

 

とにかく、今日はなんもしなかった感が強いので、明日はなにかしたい。

障害年金受給に必要な書類の郵送のために、いろいろ買いそろえるものもあるし、コンビニの無料クーポンも使いたい。そのためにも、近くのコンビニには這っていきたいが、本当に這って行ったら通報されてしまうので、体調が良くなることを祈る。

 

父に、規則正しい睡眠と運動と……なんだったか、とにかく規則正しい健康的な生活を送り自己免疫を高めればよくなるといったことを言われた。そうだな、それができれば苦労しないんだよな。

 

そういえば、ベッドの中で、できてよかったことがもう一つあった。

好きな音楽をかけながら、好きな本が読めるのだ。

このご時世、電子書籍音楽配信サービスがある。二つ同時に、スマホで起動するなんてことも可能だ。

私が小さかった頃は、空想遊びか、せいぜい携帯ゲームが関の山だったが、今はベッドから動けなくてもたくさんの娯楽に接続できる。

この時代の精神病患者でまだよかったなあと、思い知るのであった。

 

夜にグループLINEが動いて遠方に住む友人たちが飲み会をしようと企画していた。

行きたいなあと、思いつつも今の体調ではたどり着く前にぶっ倒れるのがわかっているので、今回はコロナ禍を言い訳に欠席しよう。

 

あ、部屋を暗くしてベッドの中でゲームしたりディスプレイを見るのはやめた方がいい。単純に視力が落ちる。