水際で生きてる

うつ病と診断されて二年経つとある人物の日記です。

ブログを書きたい、と思い立った

ブログを書きたい、と思い立った。

10月の30日、朝晩が冷え込み手足が凍える頃だった。

世の中はコロナ禍がまだ燻っていて、ハロウィーンもなんだか盛り上がりに欠けている気がする。

そんな、世間の変化に取り残されるように、私は家に籠っていた。

 

うつになって、約二年が経っていた。
そんな人間には、コロナ禍で停滞する社会はある意味優しかった。
 
薬を変えて2週間。薬の量を調節して1週間。(連絡ミスによる無茶な減薬付きというおまけもある)
フラつきながらも気分がいい。身体は明らかに異常なのに、心は穏やかだ。
 
今になって、気づき始めた。わたしは双極性障害なのではないか?と。
うつではなく、躁鬱といわれるものではないかと、疑問に思うようになったのだ。
この、不気味な晴れ晴れしさのある気持ちは、いわゆる躁状態ではないだろうか。
 
こういう病気では日記をつけることがいいらしい。
だから、やる気のある今、このブログを始めようと思う。
どうせ日記をつけるなら、ついでにこれを生きた証にしたい。
無事治ったら笑い話にできるように。もし死んだなら遺書代わりにでもなるように。
 
10月30日 気分はよいがふらつく。仕事はできた。友達と話して楽しかった。母の理解は得られなかった。
 
私は、何者かになりたかった。